【アーティスト】日置あつし(へきあつし)さん


【現在のお仕事・活動】
踊りに関する仕事をしております。
舞台で上演されるダンス作品の演出・振付をしたり、音楽もパソコンを使って作ったりもしています。
そして僕も自分の作品であったり、他の方が作られたダンス作品などにも出演して踊っています。
どのような踊りかといいますと、コンテンポラリーダンスと言われるもので、バレエ、ヒップホップと共に義務教育のダンス授業にもなっています。
ぼくはそこに日本舞踊を主に、アジア諸国の舞踊も織り交ぜて作品を創作し、海外のフェスティバルなどで上演したりしております。
もちろん国内や京都でも上演しています。
他には大学などで、日本舞踊の所作についてのワークショップを行ったり、個人指導もしております。

【生年月日】
1978年5月17日 生まれ

【経歴】
北白川生まれ
演出・振付家、コンテンポラリーダンサー、日本舞踊家でありながら、サウンドアーティストとしても活躍。
日本舞踊を故西川千麗に師事し海外などのツアーに参加。
古典の身体性と現代の身体性を行き来しながら、独自のスタイルを舞う、稀有なダンサー。
骨格・筋肉と、着物などの衣装や布類、扇などの小道具との関係性を構造的に分析することにより、
所作や振付の美しさ、空間との関係性を緻密に構築していき、そこから醸し出される日本的な静謐で甘美なものを求める。
日本・東南アジア海域世界の伝統舞踊・文化を織り交ぜた独特な世界観の作品創作を特徴とする振付家・音楽家として国内外で活躍している。
アンジェ仏国立振付センターへ交換研修で渡航。
長艸京刺繍の能衣装を用いた作品で、ウィーン、ドバイ、ジョグジャカルタなどのフェスティバルに招聘される。
京都国際ダンスワークショップフェスティバル20周年記念ガラ・パフォーマンスにてソロ作品を上演。

【自己紹介】
父の地元の吉田では、吉田の剣鉾保存会のメンバーとして剣鉾の稽古に励み、お祭りに参加しています。
普段の生活では、三宅八幡の方で小さな畑を借りて農薬などを使わずに野菜や香草を育てたり、剪定した草木や野菜クズなどで堆肥を作って肥料にしたり、里山を元気にさせる会にも参加したりしています。
たまに燻製を作って楽しんでもいます。最近は和裁にも取り組み始めています。
茶道南坊流のお稽古に通って、お茶も楽しんでいます。
伊勢神宮宝剣鍛造の因州刀工 日置兼次の玄孫にあたる。

【京都左京のみなさんに一言】
いろいろな土地へ公演や、旅で行っていますけれども、左京区というのはとても独特な気風を持っているなと感じます。
すでに一つの文化圏として成立しているのではないかと思えるほどです。
ほかに良いなと思う土地があってもなかなか移住しようと思えないほど、左京区は魅力に溢れています。

【ホームページ】
フェイスブックで主に活動などの報告をしています。
https://www.facebook.com/atsushi.heki

2015年7月に左京区のアトリエ劇研で上演した『Orang Moss [苔人]』公演のホームページです。
http://atsushiheki.wix.com/orangmoss