ベトナム報告―世界歴史都市会議に参加

鈴木マサホ

4月14日関西空港発、19日早朝、関空着で佛教大学学生チームと一緒の市民ツアーで、ベトナムはフエ市での世界歴史都市会議に参加してきました。

ホーチミン市から米軍基地のあったダナンで一泊。
15日は、かつて日本朱印船貿易が盛んな頃日本人街があった古都ホイアン市を視察。夕方、世界歴史都市会議の会場であるフエ市に。JASSベトナム事務所小山道夫さん、「こどもの家」のスタッフ、フエ高等師範大学日本語学科学生の交流。夜は「フエ・フェスティバル」。花火も打ち上げられて大イベント。「文化遺産と発展・参入・歴史都市の出会いの場」がテーマで市内を会場で28の国と地域、65の芸術団が参加。
16日から世界歴史都市会議が開会。フエ市人民委員会議長や文化スポーツ観光大臣に続いて、連盟会長として門川市長が挨拶。参加都市は30都市。テーマは「伝統の継承が直面する課題とその解決への道」。ベトナムの文化財保護に尽力されてきた中川武早稲田大教授が基調講演。フエ市の青年たちが文化遺跡保存や観光、環境の取り組みを報告、佛教大学の学生チームは京都のライフスタイルの変わりようと歴史遺産と伝統文化、左大文字や地蔵盆のことなど写真を見せて報告。その他トルコのコンヤ市、北イングランドはソルトバーン市のことなど報告。
午後は世界遺産のグエン朝王宮に。68年にベトナム解放戦線がテト攻勢をかけた時の銃弾跡が残っていた。ティエンムー寺では、1963年に焼身自殺を図った僧侶の車も展示。街を歩くと、ドイモイ政策で生活も向上してきていることを実感する。バイクの群れには圧倒される。
17日は市長らの円卓会議。フエ市の文化遺産保存の取り組みと門川市長は京都の文化財保護について報告。東日本大震災に触れながら祇園祭の由来と市民が支えていること、文化財防火、景観政策によって広告物の規制のこと、市民が残したいものの登録制度のこと、地域力や自治の伝統と暮らしの哲学の大切さなどをスピーチ。その他韓国は慶州、中国は西安からの報告なども。
午後は「子供の家」を訪問。小山道夫代表から説明を受ける。93年に子供の家が設立され、今までに450人の子供たちが入所して育っていた。
18日朝、フエ空港からホーチミン市(旧サイゴン市)戦争証跡博物館に行く。ヤングベ平連のポスターがあり感激。戦争の写真展示やナパーム弾や枯葉剤の被害による子供たちの写真が惨い。南ベトナム政府時代の刑務所の部屋も復元。
統一会堂(旧大統領官邸)やベトナム歴史博物館も視察。
1975年、南北統一されて社会主義国として人々は生きることになった。
ベトナム戦争が終結してほぼ40年。
世界歴史都市会議の参加と駆け足だったがベトナムの若い世代との交流など有意義な視察でした。
また行きたいなあ。
2012年4月 第13回 世界歴史都市会議 ベトナムフェ市にて
    ベトナムの青年と仏教大学生チーム
仏教大学生チーム    
  「子供の家」代表 小山道夫さんと 「子供の家」にて

「子供の家」にて
  フエ市文化遺産見学 フエ市文化遺産見学

ホーチミン博物館

ホーチミン博物館
     
     
     
 
山本恵君・安孫子和子さんと    


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