【生い立ち〜学生時代】
マサホ議員
 参議院選挙に出られるということで僕も知り合いになったわけですが、まず生い立ちを少しお話しください。

池坊さん 京都生まれの京都育ちで大学まで京都で池坊の華道の仕事に携わっていました。母が国会議員になる時に永田町に一緒に行きまして、4年間公設秘書をした後に京都に戻ってきました。
池坊の青年部の企画運営をしたり講演会をしたりして、いけばなを知らない人にいけばなの入口作りをしたいと思って今日までやってきました。

マサホ議員 大学ではどんな勉強をされたのですか?

池坊さん 小・中・高とノートルダムで学び先生や友人に恵まれました。母が大学は共学で目的を持って行って欲しいということでしたので、高齢化社会になるということと幼児教育に興味があったので佛教大学の社会福祉学科に進学しました。

マサホ議員 学生時代はどんな思い出がありますか?

池坊さん 大学時代に体育会サッカー部のマネージャーをしていました。
マネージャーは本当に大変で、毎日グラウンドに行ってボール拾い、ボールやユニフォーム洗い、合宿の手配、合宿では食事の手配など大変でした。でもチームが勝った時に一緒に喜んだり泣いたりと、学生時代の貴重な経験ですし今でも大切な仲間です。

マサホ議員 卒業後はすぐに華道のお仕事をされたのですか?

池坊さん 就職を考えたのですが、母に伝統文化の家に生まれたのだから伝統文化の様々な入口作りをするか、自分で就職先を捜しなさいと言われました。
姉が次の家元になるので、私は伝統文化やいけばなを知らない人たちが、お花ってこんなに身近なんだと皆さんに知っていただきたいと思い池坊の仕事を選びました。
具体的な活動は、百貨店さんや宝石屋さん洋服屋さんとのコラボレーションの活動ですとか、全国に支部が400ぐらいありますので、その支部での活動などです。
京都は伝統文化、伝統工芸など世界に誇れる素晴らしいものがたくさんあるのに、なかなか外に発信できていないと思います。
それが京都の美学だったのかもしれません。でもやはり素晴らしいものを一人でも多くの方に見ていただきたいですね。
NOと言われてもいいと思うのです。でもまずはちゃんと見ていただいて触れていただかないといけないなと思います。それは京都で生まれ、京都を愛している私の役割だと思っています。丁寧に発信していかないといけないと思っています。
 

【京都館館長  華道家】
マサホ議員 東京駅前にあるアンテナショップの「京都館」の館長を10年間務めていただきました。その時の思い出などありますか?

池坊さん 東京や全国の方はもちろん来られましたが、京都の方が東京に来た時に京都館でお土産を買っていただいたり、外国の方が京都の伝統文化や伝統工芸や着物を見てすごく喜んでくださったりする姿を見ていてすごくやりがいがありましたね。

マサホ議員 いけばなは日本にとって歴史ある文化ですが、華道家として訴えたいことは。

池坊さん 先程もお話ししましたが、京都の方に見て触れていただきたいです。そして京都のみなさんも発信していただきたいと思います。
京都の方にもっと知っていただきたいです。それから日本、そして世界へと広げていきたいですね。
日本が誇る、世界が誇る京都だと思います。それを京都の方にもっと知ってもらい発信をしていただきたいですね。

マサホ議員 我々男性にととってお花の世界はちょっと敷居が高いのですが。

池坊さん 伝統文化は元々その時代の生活とともに育まれて今日まで伝わってきたものです。本当は生活に密着しているはずなんですね。
お花も60代から始められる男性も多いです。お仕事を引退されて時間ができた時に、お花は男性でもできるのですかという質問をよくされます。 お茶もお花も昔は男の先生が多かったのですとお答えしています。 本当は全然敷居も高くないですし、まずはご自分でいけばなに接していただきたいですね。
 

【左京区について】
マサホ議員 左京区についてのイメージは?

池坊さん 私は小学校から高校まで学校が左京区でしたので、最も長く過ごした地域です。私の青春の全てですね。住んでいる場所以外は左京区の時間 が一番長かったと思います。通学路にあるお店も全て懐かしいですし、お店が変わってしまうと寂しいです。私が見てきた風景は懐かしくて愛おしいですね。

マサホ議員 とりわけ懐かしい風景はどこですか?

池坊さん 哲学の道です。錦林車庫でバスを降りて坂道を歩いて登校していました。あの坂道は学生時代に茶色い制服を着て歩いていたので「ごきぶり坂」と言われていました(笑)。
そこを毎日往復しながら、少し横に入ると哲学の道です。あそこで私は季節を感じていました。私が京都の季節を感じるのは登下校の時でしたね。すごく愛おしいです。
雑誌のお仕事などさせて頂いていた時は、京都の桜のおすすめスポットはと聞かれれば哲学の道を紹介していました。 わざわざ観光スポットに行かなくても生活の中に四季を感じられる場所がありました。それは京都に暮らしていて凄く贅沢な事だなと思います。錦林車庫の近辺 はお気に入りのお店も沢山あります。

マサホ議員 趣味はありますか?

池坊さん スポーツ観戦が好きです。オリンピックは夏季も冬季も全て好きです。 食べることも好きですね。地方出張が多いので各地域の地元のものを食べるのが好きです。

マサホ議員 十年後の自分の姿はどんな風に描いていますか。

池坊さん 先ほどお話したことが、言葉だけではなくて、しっかり京都府・京都市の為に池坊美佳は頑張っていると思っていただきたいです。

マサホ議員 座右の銘はありますか。

池坊さん 「一期一会」は大切にしています。自分に言い聞かせているのは「全ての事には意味がある」と思っています。悲しいことも辛いことも絶対に無駄になっていないと思っています。

マサホ議員 では最後に京都・左京のみなさんに一言お願いします。

池坊さん 左京区は私の青春を過ごした場所ですし、大好きな場所です。私にとって、なにげない幸せがたくさんつまっている場所だと思っています。左京区の皆様、これからもよろしくお願いいたします。



池坊美佳(いけのぼうみか)さんプロフィール
1970年、華道家元45代池坊専永のもとに次女として京都に生まれる。佛教大学社会学部卒業、華道家元池坊総務所に勤務。同青年部事務局「萌木の会」代表に就任。皇太子殿下結婚式宮中晩餐会はじめ国内外イベントにていけばなの普及発展に尽力。首都圏における京都の情報発信拠点「京都館」館長、KBSテレビキャスターなど を務める。著書に「永田町にも花を生けよう」(講談社刊)

 


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